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おはよう
今日も眠れなかったよ
彼女のことを忘れようとしたんだけど
やっぱり無理だったんだ
もうすでに彼女は僕の全部になっていた
いや
僕の全部を彼女に押し付けていただけなのかもしれない
僕は彼女じゃないし
彼女も僕じゃない
幸せにしたかったし
幸せになりたかった
出来れば2人で
あんな風に人を好きになることは
この先もう無いと思う
彼女のことを忘れる時がくるんだろうか
物忘れの多いバカな僕だから
きっと忘れてしまうだろう
永遠の愛
なんてものを信じてもいいかな
そういう風に僕は思っていたんだ
僕が好きだという以上に
彼女が僕のことを好きだと言ってくれると
期待していたんだ
だが結果はどうだ
最後には好きなんて言葉はくれなかった
彼女が最後くれた言葉は彼女の口癖で
僕にとってそれは呪いだ
こうだ
「ごめんなさい」